2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

具体的な黒い森

どこまで進んでも黒い森 確実な死を暗示する漆黒 そこには 生きるモノは 何一つない 焼き尽された子供の柱 重油と海鳥の塔 黒死病の無差別な小山 ここには緑生い茂る樹木も さえずる鴬も 烏すらも 無い 生きるモノがことごとく許されなかった 黒い森 露骨な…

腐海のLIVE Verの歌詞を耳コピした人のものを転載

心から求めてるお前の 愛の行き先 粉々に潰れ 今にも愛が零れ落ちる 疑った目の前に 何を望み生きるの? 閉ざしている俺の 声 何時かまた気が晴れゆくまで 貴方に 会いたい 消えない星達 何時まで照らすの? 忘れた声だけ そこに涙隠してた 愛しています 心…

体温の無意味な空虚

誰かが俺の隣で震えている 異常に冷たい肌の誰かが 俺の手首を必死で掴んでいる 真っ暗で 息遣いすらも聞こえない 人で満ちた部屋 息も白くなるほど寒い 音も色もない 人と壁だけの部屋 誰かが俺の隣で泣いている 涙は凍り 俺に張り付き 俺の手首は固まり折…

最近の作品は我ながらアレ

詞を書けなくなった豚は 肉として食われるが定め 腐り土に埋もれる幸せはない 生きたままか 死を経験した後か 皮を剥がれてからか 内蔵のみ食い散らかされるかは分からぬ だが豚は 何時か死に 食われ 食われながらに死ぬ それは定め 訴えるものがなく 魂の根…