2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

獣、冷笑される詩人の内に潜む

言葉の不自由な詩人たちは 紡いだ言葉に何の疑問も持たず 代償としての冷笑に首を傾げる 感情の不自由な詩人たちは 喉が千切れ舌が腐ろうとも 吐き出された言葉に 何の意味もなかろうとも歌う 吐き出した血と腐肉の欠片を 口の端から撒き散らし 冷笑には耳も…

また久々になったのでVっぽいのでも

秘密は秘められているからこそ 蜜のように甘く血を焦がす 君の肌もそれと同じで 布に包まれている それこそが掻き立てる 僕と君の秘密だからこそ 君の肌を焼いた様に僕の血を焦がす 化膿と蝿どもの繁殖が止まない 君の右腕と 右半分の顔こそが それこそが僕…