また久々になったのでVっぽいのでも
秘密は秘められているからこそ 蜜のように甘く血を焦がす
君の肌もそれと同じで 布に包まれている それこそが掻き立てる
僕と君の秘密だからこそ 君の肌を焼いた様に僕の血を焦がす
化膿と蝿どもの繁殖が止まない 君の右腕と 右半分の顔こそが
それこそが僕を 突き動かす
包帯を剥いで 発狂をブチ撒けてやりたい
その衝動に耐え続ける快楽が
秘められているからこそ
僕は病室に向日葵の花束を持って 君の見舞いに今日も行く
君から皮膚を奪い取るくらい 生気に満ちた 向日葵の花