2007-01-01から1年間の記事一覧

一ヶ月ぶりです今晩和

心の死は 体の死より 余程早く訪れる 出血し続けた愛情も 理不尽な敵対心も 狂信的な耽美も 下手糞な演じ続ける仮面の層さえ 心は既に瀕しているのに 麻痺が死に直結していると感じられぬ事が 心死に瀕する症状 剥き出しの心臓は鼓動を止めて それでも生きよ…

共産主義の失敗

哲学的な証明は必要なく 人は罰を望む虫けら 罪を犯し罪と自覚せずは人に非ず 万象を罪とし 罰を望むが人 罰は蜜より甘い甘美 反動は罪を憎む小心 共産主義の適度はソレを生み出せず 敗退した事からも 明白な自由 誰もが与えられる罪は繁栄の十分条件 人は自…

鍵と杖

情熱も執念も愛にはあらず ただ欲による擦過傷の如く熱 親愛からが門出 それこそが共に歩く 頂までの杖 情熱も執念も愛にはあらず ただ空を見上げる焦燥の如く熱 それはただの鍵 門出を過ぎればただ重荷となる鉄

文化の日

「脳髄液を頂戴」 「頭蓋の中身を頂戴」 「愛情が溢れるの」 下着姿の君が耳元で囁く声 耳鳴りが止まない官能の夜 溢れる唾液と切実に求める唇 吐息と糸ノコギリを引く音 咀嚼して喉がなる音 全裸の君が脳に直接送り込む音 痙攣の止まない官能の夜

狒々と鍵穴

正義は 不快な「他人の本能からの防衛」を 統制する鍵穴 抉じ開けるのは 世論か 武力 穏便に済ませる程 貞淑な「アナ」ではなく 常に老獪な狒々どもが 一物を誇示して眺めている 札束による正義は 「理不尽」というアレルギーを回避するための媒体 権威によ…

産出

秋の冷たすぎる雨が窓を濡らす 深夜2時 頬をガラスに当て 外を眺めて 薬が暴れるのに身を任せて しっとりと湿った夜と 荒れ狂う自分を押さえ込む薬と 近所で鳴いている発情した猫と 何処からか聞こえる下手なピアノの音 何も理解せず 感じたまま 何も生まず…

近況(自分のじゃないです)

最近の、我らがDirengreyな彼等の活動はこんなんです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1159078http://www.nicovideo.jp/watch/sm1278879 いやもう本気でやるとLiveでもここまでやれるんですね。 ところで、10/24はDozing Greenの発売日となっております。…

罪の糸

罪の糸で刈り取られた首を縫い合わせ 償いきれぬ分の罪がほら まだこんなに 紡がれた糸は血と悲鳴と寒気と瘡蓋の色 重なり合わない細い動脈から どこまで伸びているかも分からず 地面に垂れ落ちている 罪の糸 俺はまたそれを手繰りながら 次の罰を受けに歩い…

虫の肉

蛹は夜に殻を脱ぎ 毒と腐肉を撒き散らせながら 骨の翅と 爛々と輝く燃える様な11本の触覚をくねらせ 地に落ち 泡となり ぶずぶずと音を立て その営みを終え染みて行った 残るは 殻と骨組だけ 蛹になることも 翅を広げ飛び立つことも もうない 「既に腐ってい…

獣、冷笑される詩人の内に潜む

言葉の不自由な詩人たちは 紡いだ言葉に何の疑問も持たず 代償としての冷笑に首を傾げる 感情の不自由な詩人たちは 喉が千切れ舌が腐ろうとも 吐き出された言葉に 何の意味もなかろうとも歌う 吐き出した血と腐肉の欠片を 口の端から撒き散らし 冷笑には耳も…

また久々になったのでVっぽいのでも

秘密は秘められているからこそ 蜜のように甘く血を焦がす 君の肌もそれと同じで 布に包まれている それこそが掻き立てる 僕と君の秘密だからこそ 君の肌を焼いた様に僕の血を焦がす 化膿と蝿どもの繁殖が止まない 君の右腕と 右半分の顔こそが それこそが僕…

久々に?っぽいのでも一品

青い薔薇は弄ばれた刻印 刻む棘は歪で長く 硬く鋭く 容赦のないほど生命に満ちた緑 瞳孔の動きは冒涜の罪悪感を物語り

樹海

日差しが降り注ぐ事のない森の中 蔦の這う棺の中 蟲が安住する死体の中 誰も訪れない墓石の下 神も見逃す漆黒の影の下で 十二年前に咲いた 心の薔薇は 今でも枯れずに咲いていますか? 十年前に芽吹いた 向日葵は 今でも枯れずに育っています 五年前に咲いた…

農夫の屍

屍は陽気に笑う 手を叩いて 単調なステップを踏んで 青空の下 突き刺さるくらい極彩色の日差しを受け 間抜けな眼窩で 幸福そうに 満面の笑み 太陽はジリジリと腐肉を焦がし 屍は陽気に笑う 麦藁帽子を被って 手拍子を打ちながら 間抜けな眼窩で 幸福そうに …

空への言い訳

小さな翼では空を飛べないが きっと僕は 翼がない御蔭で 意気地のない自分を羽ばたかせてやることが出来た 大空から 地面まで 小さな翼では空を飛べないが 大きな翼を持つ鳥は 自らの意思で終わることは出来ないだろう 意地汚く 腐るまで 小さな翼は仄かな呵…

最近の彼らはこんなライブやってるんですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm769467

ゲイスターズに朗報

http://www.nicovideo.jp/watch/sm344803

VIVIVIVI

http://www.nicovideo.jp/watch/sm224695

bombed cutie

麻薬に溺れた彼女は ファシズムの耽溺 熱狂ではなく 持続的な微熱 麻薬に溺れた可愛いアイツは ファシズムの吹溜 陰鬱ではなく 底なしの憂いと行為

我露

私を絞り尽くして 私を磨り潰して 私を切り刻んで 私の粉を 私の雫を 私の夢で出来た雲から 降らせよう 私の衰えた希望 私の歪んだ愛情 私の枯れた悲哀 私の乱れた恐怖 雨のように 雪のように 灰のように

鬱ネズミを飼い始めました。

ブログペットを始めてみたのですが、僕のネズミ君は想定外な鬱加減で僕はどれだけ鬱な詩を書いているのか改めて実感しました。 今日のネズミ君は朝一でこんなトークを展開しましたよ。 とりあえず御報告のみ。

百合の花と棺と切開の傷

百合の花束が腐った臭いは 絶望的な結末の腐臭 死の先の臭い 生の前の臭い 惨めで いやに生理的な 刹那を彷彿とする 恐ろしい臭い 濃密な 花粉の腐った色 花弁の白が枯れるキチキチという音 絶望的な結末までの経過 それはまるで 思い出が焼け焦げて 自傷の…

ネイルアート☆

ゴッドハンドとゴッドオブウォーを買ったので仕事どころか呼吸すらもままならないくらいプレイしております。 それ以外は最近特にトピックスはありません。 7月1日付けで指導員の先輩が他の課へ行ってしまったのでついでに僕も辞表を提出したくらいです。 …

眠るように死んだ君を再び失わないために

眠りが僕を陥れる 軽い痺れで 無意識な微睡みで 僕から君を奪い取ろうとしている 僕は眠った夜の数だけ 君を忘れそれを悲しみ 何時か何を悲しんでいたかも分からなくなって 曖昧な眠りの中で 君は夢と共に希薄になり やがて判別も出来なくなり 僕はそれが傷…

THE AVOIDED SUNの極上っぷりに全人類が縊死

今更ですが、山本氏からTHE AVOIDED SUNを借り受け拝聴した。 死人亡き今、最早世にはlynch.しかない。と言っても過言ではない非常に素晴らしい出来。 今回の作詞はまた非常に良い出来で、作りこまれている感じがする。 葉月先生がスローテンポの曲でここま…

ニコニコ動画探すのも面倒なんで詩

全ての人が 自分の不幸を嘆いている 全ての人が 幸福に餓え切っている 自分の不幸が最悪であると 自分の幸福は最良ではないと 堕ちきった泥の底 引き摺る亡者の沈められ 自らも亡者となる 他人の不幸を乞い 自分の不幸を嘆く泥の蟲に 欲望と似て その泥は粘…

ニコニコ動画4

最近音楽の話をまったくしていなかったので音楽の話というかヴィジュアル系の話というか12012の話を。 キ様のレーベルがお亡くなりになってから休止と言うかとりあえず表立ってどうこうしている雰囲気がなかった12012ですがつい最近サイクロンなんてマキシを…

ニコニコ動画3

最近それなりに忙しくなってきて本当に仕事終えるとしっかり疲れて帰途に着く訳ですが毎晩母の夕飯に救われていると実感しております。だってこれ独身寮とかで疲れきってるのに炊事とかコンビニ弁当とかもう考えただけで泣けてくる。泣けてきてうっかり天井…

ニコニコ動画2

僕は色々と頭オカシイくらいにモノ保ちが良くない生き物なのですが、何故か箸だけは異常に丁寧に使っていてどのくらい異常かと言うと約20年間同じ箸を使い続けていて要するに4歳の頭くらいから今までずっと同じ箸を使っていたのですが今日の夕飯でついに再起…

ニコニコ動画1

もう最近微妙に忙しくて誰も見ていないにも関わらずガッツリ詩なんか更新するのもアレなんで当分はニコニコ動画の面白かったり何だりしたものを晒す+ワンコメントだけの日記更新にします。しかも不定期。 で、今日紹介する動画はこちら。 http://www.nicovi…