2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

木に登る豚はいずれ落ちる

誰も 鳴り止まないこの音に気付かない 脳の奥を じっとりと濡らし 駄目にするような音 「地から湧く この音を止めて!」 叫んでも 俯いた 無気力な でも軍隊のような規律を持った 嘆きながらも 決して歩みを止めない 靴音の乱舞 SAU SAU SAU SAU SAU SAU SAU…

また1ヶ月ぶりですこんにちわ

濡れ 滴る 欠けた月 溢れる雫は 冷たすぎる夜の悲哀 夜に付き纏われ 輝く事は当に諦め 今では存在に倦む始末 昼に月が昇ろうとも どうせ誰も見向きせぬ 月は帳越しに闇を照らす 夜あってこその光 地に落ちる月の雫は ほんのりと輝く 枯れ掛けた涙の残滓