偽・筒井康隆全集より

「(何 とか(ぉ で何でも自己ツッコミで完結できるなんて思うなよ! キモくてサムいんだよ!」と聡くんは叫び、この世にある全ての「なんとも言えないキモさ」を食べて紫色になって死んだ。
――「芸人殺しの空手家大集合」より引用


彼の死に顔も何とも言えずキモかったそうが、彼の意思は気持ちよくすんなりと理解できる。
私自身も常々から(何 (ぉ という不可解で不快な語尾に心を苛まれていたのだ。
ここで私は、この作品に触発される形とはなるが(何 (ぉ が何故そこまで私を不快にさせるのか考えてみることにした。


以下、次回。