落下速度で

誰も 今の 俺が持つ幸福を 失わせることは出来ない
無二の親友であろうとも 愛する人であろうとも
例え 俺自身であろうとも



俺の幸せは もう既に半自動的に 奈落の底まで加速する
ジェットコースターのように 期待と快楽と小さな後悔味な不安を
ゆっくり混ぜて 落下する


それでも尚 俺の幸せは 誰であろうと 止められない 加速して 止まらない