2007-02-23 眠り 生きた心地もしない 落下し続ける睡眠 弛緩する暇もない 加速の続く意識の剥離魂が身体から剥がれて行くかのような 浮遊感と 切なさが付随する 恐ろしいまでの射精感 開放感はなく 逆説的に束縛された被虐に揺れる 地面を見ることなくただ只管に昏迷する方向と命 そして目覚めは貴女のキスで 珈琲とトーストの匂いに誘われて