二ヵ月後の日差しと公園での風景

柔らかい風は夢想を運ぶ前触れ
君は僕の膝で眠っていて 僕は欠伸を噛み殺す
そういう午後2時の木陰 風と鳥の鳴き声だけの一日


寝返りを打つ君 足が痺れている僕
でも君は起きないし 僕ももう少しは我慢できる


そう確信させる 春の日差しと 君の寝顔


柔らかい風は夢想を運ぶ前触れ
君はきっと 今見た夢も覚えてはいないだろうけど
僕はきっと当分の間、君が僕の膝で寝たこの日を忘れないだろう


理由なんてないけれど そう確信させる 春の日差しと 君との午後