読み返すとスゲー日記だ。

ほぼ50日間全くといって良いほど出歩かなかった不健康の寵児たる私が、
初の大学登校で意気盛んに自転車通学しようと思って、
朝の清々しい気持ちで外へ飛び出してみますと、
ザーザーと大雨が降っておりました。
出鼻を挫かれるとは正にこのことで御座います。
でも、しっかり自転車通学してまいりましたよ。麝香です。
人は私を「無駄な努力しかしない男」と呼びますが、それは別の物語。


さて、今日は前期の成績が発表される日だったのですが、大して面白くも無い結果となりましたので結果を聞きたい方は私に直接聞いて下さい。費用は御気持ちで宜しいですよ。
御気持ちのこもったビールとかで、宜しいですよ。


今日は雨の中大学にいって小松左京ショートショート全集を読みながら授業を受けて居眠りしながら授業を受けてパソコンいじって昼休み終えて気持ち悪い教授の授業を比較的ゲンナリしながら受けてその後教習所使わずに普通免許を取る方法とゴキブリとカエルと小蝿と朝顔と自転車撤去料金増額の話をした結果……!



巣鴨では老人の死体を肥料として販売して豊島区の財源を潤していると言う驚愕に事実に行き着きました。


良くスーパーで「この野菜はこの農家で作られました!」って写真があったりするじゃないですか。
安全な野菜であると言うアピールと、農家の存在を知る事で野菜の有り難味を知る。
そんな意味で使われている写真。
それが各パッケージに貼られている死体肥料。
肥料材料となった御爺ちゃん御婆ちゃんの遺影が貼られ、如何に自分が苦労して肥料になったかを黙々と語る。(遺書)
「わしゃ、立派な肥料になるために流動食を1日10kg食べました!」
そんな巣鴨


そしてそれで潤う豊島区。
豊島区在住の私。
ここで繋がる祖母の死体盗掘事件の真犯人と動機の点と点を結ぶ線。
「でも、僕の御婆ちゃんは巣鴨産のブランド肥料じゃないんです!」
「でも、豊島区と言うだけで巣鴨と勘違いして肥料を作ってしまうような奴は一人しか居ない」
「犯人はあんただ!」
まだ父方も母方も祖母は健在です。
この日記をアップした瞬間に祖母が死んだら泣くに泣けませんがアップ。


どうしてそんな話になったかという話はまた別の物語。
そして見つかる祖母の徘徊癖の真相。
「僕の御婆ちゃんは生きる屍だったんだ!」
「人はそれをゾンビと言うね」


どうしてこんなネタを振ってオチ切れなかったかはまた別の物語。