真面目な詩。

今日は頭の中で色々なことを考えて、自分で自分を賢くした気がする。
思想的にも、理論的にも。そういう気がするんだ。
でも、今日の寝る間際、ウィスキーをほんの少しだけ飲んだ。
だから、今、僕の頭の中は政治の事も、経済の事も、右も左も、ファンタジーもSFも純文学も、オルタナもミクスチャーもアニメも餓死もピースもラブもドラッグも溶け合った混沌となっている。
今日1日使って思考した物が全部1つのビーカーで化学反応を起こして、揺蕩う何かと化している。


でも、それが良い。


結局、何も残らない。それが良いと思うんだ。


だから、僕は1日かけて考えたことをバランタインに溶かしていく。
そう、だから今日の頭の中で浮かんだ事を知っているのは僕を含めて誰もいないってこと。
それが良いと思うんだ。
今僕の中でゆらゆらしている、何かだけで、僕は良いと思うんだ。