17歳

俺のアタマの中ではまだ 蠢くモノがあるらしい
割れる位の頭痛をこいつは 俺にまだ呉れるらしい


俺を見捨てた才能とやらは 驚くほどに気紛れで
一度殺した俺に また 手を差し伸べるのが得意らしい



そして俺はキツ過ぎるライを片手に 改めてこいつを殺しまくる



俺の頭で蠢くこいつは 希望じゃないと言い切るために
5年前の決断を 俺は 今は 信じてやるために