淫売の子供は死ぬまで淫売の子供
高貴であろうとも 生きる価値があろうとも




生まれながらの下卑すべき
俯瞰された自身の姿は





例え王であろうとも
例え法であろうとも 
例え愛であろうとも



何一つ淫売である事実は消せない


例え神が髪を撫でても


濡れて求める子宮までの肯定はできない