静信=牧野 敏夫=宮田 かおり=知子 沙子=八尾

今日はゼミ課題にやっと取り掛かる。ぶっちゃけた話、あっという間に終わりそうだ。
まだ休みが一週間あるのでまだまだ余裕だと思う。
友人ドン氏が怒涛の連休中だそうなので遊びに行きたい。というか行く。
って日記書いてたらリアルタイムでドン氏からメールがきてビビった。
シンクロニティだ。
暇潰しにネットサフィーンしてたらドレミ團がメジゃーいっててビビった。
まぁ好きな曲少ないですけど頑張って下さい。


屍鬼読了。下巻(P720)は一日で読み終えるという始末。面白かったです。
SIRENの元ネタであることが有名ですが、この作品読むまではスゲーと思ったんですよ、SIRENの世界観やストーりー。
ですけど、屍鬼読んじゃうとSIRENは所詮屍鬼劣化コピーだったのかなぁと思っちまいます。
(更に言うと、スティーブン・キング呪われた町の日本版が屍鬼と言えなくも無いが劣化コピーにはあらず)
仲の良かった人が次々と屍鬼になる設定と、昔死んだはずの人たちが屍鬼になる設定。
ぶっちゃけゲームにするとしても前者の方がドラマティックになったのではないでしょうか。
確かに多聞くらいしか昔の屍人が蘇ってドラマになったの居ないし。
それに比べて、加奈美と妙とか、篤と大川とか、恵とかおりとか現在のリンクがどれだけドラマを生んだことか。
知子が教会で「おが〜ざ〜ん」ってやってたときの衝撃を考えると、矢張り過去云々は邪魔。
字と映像なんでどうやったって恐怖感やスリルはゲームの方が上なんですけど、リスペクトとか半端な事せんで、しっかりとモロパクリにした方が良かったと思いました。
SIRENを小説化しても屍鬼より面白くなさそうだし、屍鬼がゲーム化したらSIRENより面白そうです。
ディレクターの格上げるために変にいじるよりも、屍鬼ゲーム化! の方がマシでした。
サイレントヒルも元ネタ(スティーブン・キングの「霧」)があったし、片山さんやってることが同人臭いっスね。
そして矢張り劣化コピーなのも同人くせぇ。この人評価され過ぎでしょ。
ストーリーを各プレイヤに補完させる方法だけで喰えるんだったら楽で良いね、全く。
あと、何でこの人がやるゲームって画像汚いんだろう。
ストーリーで勝負、みたいな? ぶっちゃけそれほどでもない。
SIRENサイレントヒルも好きなだけに辛く評価しましたよ。本音は更に辛口ですが。
来年発売予定のSIREN2に期待。設定見る限り全く期待できなさそうですが、それでも期待。


さて、屍鬼の感想を。(以下しっかりとネタバレ)
元子と静信と結城のクソっぷりは見てて面白かったんですけど、夏野は敏夫と組むと思っていただけに残念な結果に。
知子のことがあったんでかおりは死んで家族が残るもんだと思ったら逆でした。
かおりが強くなっていくにつれ恵は駄目駄目になっていく様も面白かったです。
敏夫全面協賛派なんで、静信はさっさと死なないかなぁと下巻でずっと思っておりました。
被食者が捕食者と襲う事に摂理の不自然を感じる静信をサバンナにポイしたい気分で。
親鹿がタックルでハイエナぶっ殺すなんて良くある話ですから。
だったら家畜を喰うは大丈夫なのかって言いますけど、それは管理できている人間の勝利した結果であって。
品種改良して厩舎で囲って美味しく安全に家畜を飼うわけですね。
それを出来なかった屍鬼が人間様を捕食し続けられるはずも無く、静信の考えには賛同できないです。
端的に言うと、辰巳+沙子の気持ちは分かるけど静信は死んでくれって事です。
あと、オーディエンス的な村人と屍鬼になった奴等の知能が低すぎて笑えました。
低能大学生の私ですらもうちょいまともに立ち振る舞えそうですが如何な物か。


女性が書いた作品は基本的に嫌いなんですが(芸術に関しては性差別しまくりです)、屍鬼はそんな事言わせないパワーがありました。
そう言った意味では読むきっかけの1つを与えてくれたSIRENに感謝を。