麺。

昨日のつけ麺計画だが、結果から言うと驚くほど美味く仕上げる事が出来たので報告しておく。
非常に簡単な手順で完成するので是非皆も試して欲しい。


材料
インスタントラーメン(乾麺は駄目)……各自食べる量づつ
インスタントラーメンのたれ(醤油味のもの)……人数分
長ネギ……1本
ニンニク……1欠け
生卵(L玉)……人数分
桜海老・煎りゴマ・鰹節……適量
焼き海苔……人数分
焼豚(その他具材は好みで)……適量
柚子皮……少量
酢・ラー油・ごま油……適量


手順
①:鍋で軽く刻んだ桜海老と煎りゴマを乾煎りし、火を止めてから鰹節を入れて余熱で火を通し、それらを小皿に移す。
②:鍋に水を入れ、沸騰したら卵を入れる。七分半経過したら火を止め、1分半待って湯を捨てる。
③:卵の皮を剥き竹串で等間隔に6つほど穴を開け、小鉢にラーメンのタレを原液のまま入れてそれに卵を7〜8分ほど浸す。(完全には浸らないと思うので半分ほど時間が経過したらひっくり返す)
④:ごま油を鍋に入れて火を着け、音を立て始めたら木口切りした長ネギと微塵切りしたニンニクを入れて弱火で10分ほど炒める。(焦げないようにしっかりとかき混ぜる)
⑤:卵を浸していたラーメンのタレを鍋に加え、スープに必要な量の半分の水(水ではなく出汁を加えるとなお良い)と酢・ラー油を加えて過熱する。(調味油が付属されていたらそれも加える)
⑥:麺を茹でる。必要な茹で時間が経過したら火を止め、15秒〜30秒余分に放置する。
⑦:冷水で麺を締める。水を切って皿に盛り付け、小皿に移した桜海老と煎りゴマ、鰹節を加え、更に焼き海苔やタレに漬けた卵その他具材をトッピングする。
⑧:沸騰するくらい高温に熱したスープを鉢に移し、柚子皮を添える。



ポイント
・麺は冷水で締めるため、通常の茹で時間だと固めに仕上がってしまう。多少余分に茹でること。
・ラーメンのタレを原液のまま浸すので卵は表面だけが色付き、中は綺麗なままとなる。しっかりと中まで味を沁みさせたい場合はタレを薄めておくこと。原液のままだと非常に塩辛くなる。
・麺の水気がなくなってしまうと麺同士がくっついてしまうので、作ってすぐに食べない場合は少量のごま油で麺を軽く揉むと良い。
・トッピングする具材は、麺の上に乗せる場合は冷たいまま、スープの中に入れる場合は熱してから入れること。
・酢・ラー油は好みで量を調整できるように、最初は人数分*小さじの酢とラー油を人数回垂らす程度にしておく。
・麺の茹で汁はスープを割るのに使い、食後の食器を洗うのにも重宝するため捨てないでおくこと。
・鰹節はすぐ鍋にこびり付くので、火を止めて余熱で軽く火を通すだけで良い。それでも多少は付着するのでしっかりとこそげ落とすこと。


感想(気付いた点)
ネギを炒める以外は本当に面倒な手順がなかった。調理時間も30分程度。
インスタントラーメンに付属されていた調味油も入れたのでコクが丁度良くなったようだ。付属されている場合は絶対に入れるべき。付属されていない場合はタレ自体に油が多く入っているはずなので、余計に油を足さない方が良いだろう。
麺の冷たさと熱いスープの温度差が鍵となるので、出来るだけスープを高温にしておく。ボコボコ沸騰するくらい。1人前の冷たい麺を通すと、それでもスープは冷たくなる。
桜海老は粉末に砕いてから煎ろうか迷ったが、口に入れたときのサクサク感が良かったため軽く刻む程度で正解だったようだ。
今回は醤油だったのでこの方法で良いだろうが、塩や味噌は違うレシピが必要だと思われる。スープが通常よりも濃い分、特徴が強く出るためである。
味卵はこの時間が絶妙なようだ。秒単位で硬さが変わるため、しっかりタイマーをセットしておく事。
ゴマは刻むと非常に良い匂いを加えてくれるのでそのままは入れない方が良い。



とまぁこういう具合になった。今度機会があったら御馳走しても構わないし美味い自信はあるのだが、これだったら自分の家でも簡単に出来るだろうから機会が来る前にある程度楽しんでみてはどうだろうか>シャウト氏(昨日のコメントを受けて)