2006-04-03 ミクシーの廃棄済詩 生きる価値なんてない。 目の前で死んだもう1人の僕がそう言った。 生きる価値なんてない。 僕の肩を強く揺さぶるママが叫んだ。 生きる価値なんてない。 目の前で死んだ僕と、一緒に眠ろう。僕はただ、僕の影を見ているだけで幸せだったんだ。 とても大きな邪魔者が光を遮りさえしなければ。 僕はずっと幸せで居られたんだ。 僕に与えられる光なんて無いと言って、パパは影に溶けていった。