動物エン

せめて 必要なのは 糧ではなく 希望である世を
情欲でも 思考でも 党派でも 国家でもない
眠りと糧のために心を磨り減らす 世ではないことを




社会という開かれた園に出て そこがどちらにせよ檻だと気付くまでに
せめて 希望ある世を どれだけ広がろうと檻であると 希望が言う世を