土の中に眠る棺の中で蠢く腐臭と豊かな髪のドレスを纏う君に口付を

棺の中で口付を 暗闇と土の匂いに抱かれ 甘い君の肌の味と 豊かな髪に埋もれて 腐敗し溶け合うまで 何日も 何年も 口付を 月が目を覚ますよりも前に 月が生き返るよりも前に 太陽が眠りに就く前に 太陽が死に切ってしまう前に 僕は君の許へ 君との夜を過ごす…

凄い懐かしかったので

http://www.nicovideo.jp/watch/sm1046911 アドレスうpのみ。 コアにDir好きな人以外には全くの無用な動画です。悪しからず。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm2428520 あとついでに珍しく良いDirのMADがあったので御紹介を。 かまいたちはデモムービーの…

スカトロジスト

スカトロジストの悲劇は 糞便そのものへの愛 結果のみを求める姿は 処女膜の有無だけで価値が変動する乙女の様 自分を忘れ 自信を無くし 自涜に尽くす それが嗜好性のあるべき姿勢 スカトロジストの悲劇は 本質を見失い 計上された数字のみを愛する愚鈍の行…

眼球

君が寂しいのなら 僕は僕の眼球をあげよう 君をずっと見つめる 僕は君の恋人になろう 君が君を見失ったら 僕は僕の眼球をあげよう 君の代わりに物を見つめて 君は何も見なくて良いから 君が御腹を空かせているなら 僕は僕の眼球をあげよう 君は噛み砕き咀嚼…

Mnemosyneの子供たち

君を植えた鉢から 咲く花はない 月の下で 寂しい風の音を聞いて 君は陥没した頭で 何を思うのだろう 縫い付けられた唇で 何を歌うのだろう 色の濁った目で 何を見つけるのだろう 削ぎ取られた鼻で 何を嗅ぐのだろう 僕のベランダには鉢植えが1つ 僕の恋人か…

木に登る豚はいずれ落ちる

誰も 鳴り止まないこの音に気付かない 脳の奥を じっとりと濡らし 駄目にするような音 「地から湧く この音を止めて!」 叫んでも 俯いた 無気力な でも軍隊のような規律を持った 嘆きながらも 決して歩みを止めない 靴音の乱舞 SAU SAU SAU SAU SAU SAU SAU…

また1ヶ月ぶりですこんにちわ

濡れ 滴る 欠けた月 溢れる雫は 冷たすぎる夜の悲哀 夜に付き纏われ 輝く事は当に諦め 今では存在に倦む始末 昼に月が昇ろうとも どうせ誰も見向きせぬ 月は帳越しに闇を照らす 夜あってこその光 地に落ちる月の雫は ほんのりと輝く 枯れ掛けた涙の残滓

一ヶ月ぶりです今晩和

心の死は 体の死より 余程早く訪れる 出血し続けた愛情も 理不尽な敵対心も 狂信的な耽美も 下手糞な演じ続ける仮面の層さえ 心は既に瀕しているのに 麻痺が死に直結していると感じられぬ事が 心死に瀕する症状 剥き出しの心臓は鼓動を止めて それでも生きよ…

共産主義の失敗

哲学的な証明は必要なく 人は罰を望む虫けら 罪を犯し罪と自覚せずは人に非ず 万象を罪とし 罰を望むが人 罰は蜜より甘い甘美 反動は罪を憎む小心 共産主義の適度はソレを生み出せず 敗退した事からも 明白な自由 誰もが与えられる罪は繁栄の十分条件 人は自…

鍵と杖

情熱も執念も愛にはあらず ただ欲による擦過傷の如く熱 親愛からが門出 それこそが共に歩く 頂までの杖 情熱も執念も愛にはあらず ただ空を見上げる焦燥の如く熱 それはただの鍵 門出を過ぎればただ重荷となる鉄

文化の日

「脳髄液を頂戴」 「頭蓋の中身を頂戴」 「愛情が溢れるの」 下着姿の君が耳元で囁く声 耳鳴りが止まない官能の夜 溢れる唾液と切実に求める唇 吐息と糸ノコギリを引く音 咀嚼して喉がなる音 全裸の君が脳に直接送り込む音 痙攣の止まない官能の夜

狒々と鍵穴

正義は 不快な「他人の本能からの防衛」を 統制する鍵穴 抉じ開けるのは 世論か 武力 穏便に済ませる程 貞淑な「アナ」ではなく 常に老獪な狒々どもが 一物を誇示して眺めている 札束による正義は 「理不尽」というアレルギーを回避するための媒体 権威によ…

産出

秋の冷たすぎる雨が窓を濡らす 深夜2時 頬をガラスに当て 外を眺めて 薬が暴れるのに身を任せて しっとりと湿った夜と 荒れ狂う自分を押さえ込む薬と 近所で鳴いている発情した猫と 何処からか聞こえる下手なピアノの音 何も理解せず 感じたまま 何も生まず…

近況(自分のじゃないです)

最近の、我らがDirengreyな彼等の活動はこんなんです。 http://www.nicovideo.jp/watch/sm1159078http://www.nicovideo.jp/watch/sm1278879 いやもう本気でやるとLiveでもここまでやれるんですね。 ところで、10/24はDozing Greenの発売日となっております。…

罪の糸

罪の糸で刈り取られた首を縫い合わせ 償いきれぬ分の罪がほら まだこんなに 紡がれた糸は血と悲鳴と寒気と瘡蓋の色 重なり合わない細い動脈から どこまで伸びているかも分からず 地面に垂れ落ちている 罪の糸 俺はまたそれを手繰りながら 次の罰を受けに歩い…

虫の肉

蛹は夜に殻を脱ぎ 毒と腐肉を撒き散らせながら 骨の翅と 爛々と輝く燃える様な11本の触覚をくねらせ 地に落ち 泡となり ぶずぶずと音を立て その営みを終え染みて行った 残るは 殻と骨組だけ 蛹になることも 翅を広げ飛び立つことも もうない 「既に腐ってい…

獣、冷笑される詩人の内に潜む

言葉の不自由な詩人たちは 紡いだ言葉に何の疑問も持たず 代償としての冷笑に首を傾げる 感情の不自由な詩人たちは 喉が千切れ舌が腐ろうとも 吐き出された言葉に 何の意味もなかろうとも歌う 吐き出した血と腐肉の欠片を 口の端から撒き散らし 冷笑には耳も…

また久々になったのでVっぽいのでも

秘密は秘められているからこそ 蜜のように甘く血を焦がす 君の肌もそれと同じで 布に包まれている それこそが掻き立てる 僕と君の秘密だからこそ 君の肌を焼いた様に僕の血を焦がす 化膿と蝿どもの繁殖が止まない 君の右腕と 右半分の顔こそが それこそが僕…

久々に?っぽいのでも一品

青い薔薇は弄ばれた刻印 刻む棘は歪で長く 硬く鋭く 容赦のないほど生命に満ちた緑 瞳孔の動きは冒涜の罪悪感を物語り

樹海

日差しが降り注ぐ事のない森の中 蔦の這う棺の中 蟲が安住する死体の中 誰も訪れない墓石の下 神も見逃す漆黒の影の下で 十二年前に咲いた 心の薔薇は 今でも枯れずに咲いていますか? 十年前に芽吹いた 向日葵は 今でも枯れずに育っています 五年前に咲いた…

農夫の屍

屍は陽気に笑う 手を叩いて 単調なステップを踏んで 青空の下 突き刺さるくらい極彩色の日差しを受け 間抜けな眼窩で 幸福そうに 満面の笑み 太陽はジリジリと腐肉を焦がし 屍は陽気に笑う 麦藁帽子を被って 手拍子を打ちながら 間抜けな眼窩で 幸福そうに …

空への言い訳

小さな翼では空を飛べないが きっと僕は 翼がない御蔭で 意気地のない自分を羽ばたかせてやることが出来た 大空から 地面まで 小さな翼では空を飛べないが 大きな翼を持つ鳥は 自らの意思で終わることは出来ないだろう 意地汚く 腐るまで 小さな翼は仄かな呵…

最近の彼らはこんなライブやってるんですね。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm769467

ゲイスターズに朗報

http://www.nicovideo.jp/watch/sm344803

VIVIVIVI

http://www.nicovideo.jp/watch/sm224695

bombed cutie

麻薬に溺れた彼女は ファシズムの耽溺 熱狂ではなく 持続的な微熱 麻薬に溺れた可愛いアイツは ファシズムの吹溜 陰鬱ではなく 底なしの憂いと行為

我露

私を絞り尽くして 私を磨り潰して 私を切り刻んで 私の粉を 私の雫を 私の夢で出来た雲から 降らせよう 私の衰えた希望 私の歪んだ愛情 私の枯れた悲哀 私の乱れた恐怖 雨のように 雪のように 灰のように

鬱ネズミを飼い始めました。

ブログペットを始めてみたのですが、僕のネズミ君は想定外な鬱加減で僕はどれだけ鬱な詩を書いているのか改めて実感しました。 今日のネズミ君は朝一でこんなトークを展開しましたよ。 とりあえず御報告のみ。

百合の花と棺と切開の傷

百合の花束が腐った臭いは 絶望的な結末の腐臭 死の先の臭い 生の前の臭い 惨めで いやに生理的な 刹那を彷彿とする 恐ろしい臭い 濃密な 花粉の腐った色 花弁の白が枯れるキチキチという音 絶望的な結末までの経過 それはまるで 思い出が焼け焦げて 自傷の…

ネイルアート☆

ゴッドハンドとゴッドオブウォーを買ったので仕事どころか呼吸すらもままならないくらいプレイしております。 それ以外は最近特にトピックスはありません。 7月1日付けで指導員の先輩が他の課へ行ってしまったのでついでに僕も辞表を提出したくらいです。 …