2006-01-01から1年間の記事一覧

咲く花 降る花

花咲く虚ろ 魂の淵 境界のない渦 死に往く者達が群れて遡る 黒い大河 降り頻る花弁 濡れた地 落ち 熔ける 思い 死に沈む者達が一となる 暗い奥底 浅ましきも鮮やかな 現世の全てを 流され 濾され 行き着く場所は ただ一なるが必定 花咲くを綺麗と言うは 先人…

大海を知らず されど

井の中の蛙 空を見上げ 飛ぶ鳥を妬み 雨を愛す 空から唯一 自分にも関与できる 結果 空を見上げ 雨を妬む 干乾び乾く 井戸の中 空から唯一の 関与すら出来ぬ 死

Love is Love is Love is Love

愛は造られたモノ 愛は壊れたモノ 愛は許された帰結 愛は唯一の帰結 愛は零れた欲の澱 愛は束縛する檻 愛は 砂を固めて築き上げられた 脆くて歪で幼稚な城 愛は 欲望の汁で塗り固められた 脆くて歪で幼稚な理性 愛は 愛という名で呼ばれるまで 削られ磨かれ…

面倒なんで無題(行間を読めない人・妄想不足な人不推奨)

愛しても愛さなくても 望むべくは 根源に潜む従順 望むべくは 愛すべき 仄かな焦らしの様な 鬱

久々のオマージュというかパクり

手毬唄 を 謡いましょう 気が 変にならないように 今宵の雨 障子の穴 血走った目 晴れぬ空 白い指 白い顔 ぬめらんばかりの白い肌 赤い御口と 遊びましょう 紅い露を 垂れ流せ 雨の音 を 聞きましょう 狂気を 思い出さぬよう 今宵の君 濡れる肌 涙 汗 雨の音…

久々に多重に含めた詩

動きを止めた時計 母が死んだ日に 父が拳を振り上げ 壊した 時間 こびりついた血も 今ではただの染み 何の意味もない ただの記録割れたガラスは 戻らない ただ 父の傷だけ癒えて 時計は埃を被り 時を止めた時計は 父の記憶から消え去り 何の価値と意味を持っ…

soapy soup.

現実と非現実の境目 認識と現実の乖離 恐慌と浮遊感のsoap. 割れない内に 御乗りなさい 落ち着き払えば 意味を失う 断続と断続の境目 認識と認識の乖離 愛情と愛情のsoup. 冷めない内に 召し上がれ 油膜が張れば 死が踊る 泡が溢れた 薔薇のスープ 香りは薔…

遅ればせながら詩

蕾にも成らず 実も生らず 死ぬべき運命に背を向け 悲観する姿も機械に繋がれて 尊厳も無い英知に満ちた結果の家畜 青い瞳は何処を見ている? 青い肌 青い生 何一つ成熟せず終わる青の肉塊 黒い髪 黒い陰 「死にたい」を遠くに置き忘れ 不憫な身体 弛緩した心…

詩はまた明日

蕾 悲観 青い瞳 黒い髪 不憫 夜になったら 遊びましょう 光 未完 赤い痛み 遠い窓 糜爛 笑いあう日は 副作用の あの夜に

8/16に参加する者は必須一読。

今晩和皆の衆。アローアロー。 みんなが愛して止まない金貸しですよ。 金で! 何でも! 買ってみせる!(物件や状況によっては賃貸借取引にならない場合があります) とまぁ挨拶はこんな感じにしておいて、あれですね皆さん! 上場企業の4〜6月期の四半期…

In the room with xxx what too late.

死んでも死に足りない自閉と自傷の中 俺とお前は 世界が通過した 「古臭い」 けれど永遠と消えない傷を眺め続け 死んでも誰も気に留めない 思春に溺れ 自傷と自閉の中 お互いの傷を舐めあった 十五年前の今日を思って 飛び降りる

暗闇の病棟の一室の真夜中の個室の闇

物理的な苦痛と恥辱の中 踊る僕を君は見ているね 何の主張もなく 何も求めず ただ 小さな檻の中で 何も考えず 何も感じず 投薬まみれの生活の中 踊りながら血を流す僕を見ていたね 君のために少しでも多くの愛を そのために流す血さえも 君は何の興味も示さ…

強い雨の降る森の中で死に死のうとしている土と墓石

死してもなお 匂う香りは 沈む土と 沈む雨 煙草の匂いは俺の身体から 咽返る血は 墓石から

アンプラグドラヴァーズ

言葉だけじゃ通じ合えないね でも 僕が君に出来る愛情表現の中で 僕が吐き気を催すような畜生染みた行為のほかに 出来ることはこれだけだから 吐き気を催す 接触以外に 出来ることはこれだけだから

俺様ってば超大人気な麝香様ですが何か問題でも?

おまいらが俺のことを愛しまくってくれているみたいなんで告知。 連休だけ愛するだなんて……社会人殺しなアレがアレで超グイグイですね。 金曜日……フッシーと呑み。仕事終え次第池袋集合ということで。 これに関してはこっちの仕事が終わり次第(つまり集合30…

爆竹風味

鋼鉄で出来た街は 今日も俺を狂わせる 知らない言葉で 知らない価値観 狂っているのは俺なのか ギラつく太陽 終わらない夏 犬も焦げ付く昼下がり 鋼鉄の街は俺の 知らない世界 鋼鉄の街は狂ってばかり 鋼鉄の街は 終わらない

魔法のMD5 - MD5バトル

http://www.newspace21.com/mix/btl.php ムスク テラツヨス。

救いは無い死の色の部屋と黄

毒薬を呑みなさい 床に這って舌を出しなさい 荒い息で上目遣いに祈りなさい 横には死の色の椅子 座って泡を吐き 舌を出して祈りなさい 荒い息は浅く速く 上には死の色の天井と床の連続 毒薬は黒くも白くも赤くも無い無主義者 死の色の痩せゆく黄色いサル

雑感雑記。(知人とV狂い以外置いてけぼり)

今晩和。麝香です。 もう本当にネットでしか繋がってない人にとっては数ヶ月ぶりになるわけですけれども生身の麝香で御座います。 御久し振り兼お元気ですか? ワタクシは元気に過ごしておりましてヨ? ある一定の期間お会い出来なかった皆さんにとってはま…

世界を変える唯一のもの

拳を突き上げろ 行進して 掛け声と共に 力強く 何度も 拳を突き上げろ 口先ばかりのカリスマどもを置き去りにして 掛け声と共に 拳を突き上げろ 声を張り上げ 拳を 口先ばかりのカリスマどもが握る札束 それさえも忘れ ただ 拳を 扇情的な言葉に欺かれ続けた…

僕の翼と俺の檻

”僕”の小さな手 全てが掴める気がして 大きく広げた幼少の頃 思い出は塵となり 灰色の雪になって 俺の心に降り注ぐ 融けてなくなることなく あの頃の夢は降り積もり 俺を押し潰す 何も成す術なくただ輝きが過ぎる 俺の心にあった夢という名の雲も見上げ ”僕”…

ぷってぃリハビリ

愛は犠牲の上に成り立つものではない しかし 犠牲という薪を用いて 烈火とするのも愛が故 自らの時間 才覚 金銭 そして思想 犠牲という土台の上に植えるがこそ 巨木に育つは愛故に 犠牲はなくとも愛なぞ育つ だがしかし 萌ゆる気持ちは 贄 故に

再々プチリハビリ

始まった物事は全て終わるけれど 始まることすらない事は 全てじゃないけど 沢山だ

再々リハビリ

何時からだろう 自分の中身を抉り出さずに 迎合する言葉ばかりを選ぶようになったのは 風邪薬のように 気だるく眠気を誘うような 肌触りの良い言葉ばかりが 俺の心を薄め溶かす 何時か無味無臭無色無痛の俺になってもまだ生きる意味があるのか そう自問して…

再リハビリ

見えない望みはヘッセの様に 孤独に苛み殺される

誰に宛てた台詞って訳でもないです

生き続けている限り、次ってのはあるんだよ 「次こそは頑張ろう」って励ましがウザいって言うのなら 「次」がなくなっちまうように死んじまえ いいか、おまえが望もうと望むまいと、 それが気休めだろうとそうでなかろうと、 生き続けている限り、次ってのは…

目覚め

懊悩 今この場が夢か現実か なんて 知りたくない 夢であれば良いと願い続けている午前3時からの俺 時計の針が音を刻む度 俺の精神は小さく悲鳴を上げる 決して答えなんて出ない 夢であれば良いのに 悩み悶える姿を映す鏡は 俺の姿なんて 映したくない 手を…

俺以外置いてけぼり小説の断片。

「もう、やめよう」と間切は言い、地面に膝をついてカトラスを地面にそっと置いた。 その一連の行為は死んだ恋人を愛惜しむかのように、どこかで官能さを含ませていた。 「俺は確かに君に勝てないかもしれないが、逃げ切ることくらいはできる自信がある。 守…

不安神経症という名の心の中にある戦争

目覚めるたびに 生きていることを確認する朝へ ようこそ 生きていて そこそこ幸福か そこそこ不幸な日々 さようなら 眠るたびに 募っていく 明日への不安とそれ故の渇望 眠るのが 怖い 夜に 愛と一欠の安定剤を ”戦争という名前の” 世界に生存という価値を認…

リハビリ最後

僕は沢山の人の影響を受けているし きっと目の前にいる君にも ほんの少しだけ影響を与えているのだろう 僕は誰の師にも媚びない代わりに きっと君は僕を見ても 素通りして含み笑うことだろう でも きっと僕は君と目を合わすし 君はきっとはにかむ 僕は君に笑…